住み慣れた地域で、自分らしく生き、安心した「くらし」へ 　私たちは、一般社団法人山梨県作業療法士会です。私たち作業療法士は、1965年に国家資格化されたリハビリテーションの専門職です。リハその中でも特に作業療法は、こころとからだのリハビリテーションの専門家として、身体障害・精神障害・発達障害・老年期障害・教育機関・研究機関等、様々な分野に従事しております。この作業療法士の「作業」とは、人が営む生活において行うすべての活動を指します。同じ「作業」でも、ひとりひとりその作業の思いや重要性、意味は異なります。なんらかの障害でこころやからだが影響され、「作業」ができなくなります。 　作業療法は、その人の「作業」を丁寧にとらえ、「作業」を用い、新たに「作業」を再建し、自分らしく生き、安心した「くらし」の獲得への支援していくことが目的となります。 　当士会は、1980年に発足され、今日まで、約40年間、皆様のご協力を頂きながら、山梨県における作業療法の普及と発展を促進し､県内の保健･医療･福祉･教育の向上を目的に活動してまいりました。現在、山梨県内には、約600名の作業療法士が在籍し、様々な場所でそのような支援活動にあたっております。この作業療法士の活動が、皆様の生活によりそい、必要に応じて、しっかり支援できますよう、会員一丸となって、活動してまいります。 皆様、どうぞ、よろしくお願い致します。 一般社団法人 山梨県作業療法士会 会 長　三瀬　和彦